モロッコの庶民の銭湯のような存在のハマム。
銭湯と言っても湯船に浸かるわけではなく、ミストサウナのような浴室で垢すりやマッサージをしてくれるトルコ式風呂。
シャウエン滞在時、時間があったので散策ついでにハマム探しへ。
入り組んだ道とラマダン期間でもあるのでお土産も結構閉まっていてなかなか見つからない。
朝10時から探して、ようやく見つけたのは夜21時。
モロッコ人に何度聞いても、みんな自信満々に別の事を言うし、口を揃えて言うのは、「ここから2分で着くよ。」
ホテルの人に聞いてもなかなかたどり着けません。。
ハマムの目印は、薪が大量に積んである場所です。
あと、ハマムの近くには薪を燃やしているのとスチームサウナの湯気が混ざった独特な匂いがします。
ようやく見つけたハマムに入ろうと思うと、ここは夕方17時から23時は女性、23時から深夜1時までは男性と言われ、夜だったのもあったせいか薄暗い雰囲気だったし、1人100dhと言われたので断念しました。
これは翌朝もう一度同じ場所に行って撮った写真ですが、観光客向けで観光客にも分かるように英語でHammamと書いてあります。
リアドに戻って、リアドのひとに聞いて見ると地元価格だと、入場料に15から20dh、垢すりをやってもらうのにさらに20から30dh、プラスマッサージを付けるとさらに30dhくらいが相場だそうです。
結局リアドのひとに道案内をしてもらって地元の人が通うハマムに連れてってもらいました。
アラビア語で書いてあって全然読めない。これはなかなか気づけません。
でもやっぱり建物の近くにたくさんの薪が積んでありました。
基本的には、お昼から夕方までが女性の時間で、夕方から深夜までが男性の時間で男女入れ替え制です。
ラマダン期間中や場所によっては時間が異なるそうです。
今回は私は断念して旦那が初ハマム体験をする事に。
パンツ一丁になって、浴室のタイルに寝転び、係りの人が垢すり、マッサージ、シャンプーをしてくれるそうです。
浴室は3室に分かれていて、お湯も熱いお湯と水で自分にちょうど良い温度に調整できている、桶のお湯がなくなったら、周りの人達がまた汲んでくれたり和気あいあいとしてみんなすごく良い人の様子。
身体を洗ったら、後は自分がいたいだけミストサウナでゆっくりして、かなりリラックス出来て大満足だったみたいです!
持ち物は、替えのパンツ、石鹸、シャンプー、ボディタオル、体を拭くタオルと日本の銭湯と変わりません。
お土産屋さんや商店にも、垢すり用タオルや石鹸などもいっぱい売っているし、ハマムでも買えるので旅の途中でハマムを見つけて、フラッと入って旅の疲れを癒すのも良いですね。