モロッコ フェズのタンネリ(なめし革)観光 Souk Dabbaghin

世界遺産になっているモロッコの迷宮都市フェズ。

一度一本道を間違えるともうどこにいるのかわからなくなります。

地図やガイドブックを道端で見ていると、必ず「ガイドするからこっちに来い」と声をかけられるのでゆっくり地図を見る間も与えてもらえません。

どうにか自力でタンネリ(皮染色職人街)の方までたどり着いた私たち。しかしタンネリ付近には、ヨレヨレのビニール袋に財布の様な商品を持ってる怪しい若い男の人がうようよしていて、「ナメシガワ」、「ニホンジン、アリガト」とか言いながら付いてきます。

タンネリまで案内するからお金をよこせというです。ツアー客は既にガイドが案内していますが、私たちのような個人観光客は彼らにとっては、最高の餌食です。

「ノー!!!!」と何度も断ってもしつこく付いてくる。終いには前と後ろで囲まれました。細く狭い道が続いてるので逃げ場がありません。。

お土産屋さんに一先ず入って時間潰しをして、外へ出たらまだ奴らは私たちを待っています。

本当にウザい!!!!

彼ら曰く、タンネリの様子が見える場所は入場料が普通20dhかかる。僕が案内したら10dhでいいと。

でも絶対に怪しい雰囲気なので何としてでもま逃れたい!!

10dhとか言いつつもっと請求してくるだろうし、怪しい手提げに入ってる財布を売りつけてくるはず!!

とにかくしつこくって、久しぶりに頭に血がのぼるほどムカつきました。。

しつこい男は嫌われるって、習わなかったのかしら。

一気にモロッコ人嫌いになった。。

もうタンネリを見るのは諦めようと少し離れた違う路地を曲がると、今度は革製品やアルガンオイルが売ってるお店の上のテラスからタンネリが見えると、そこのお店屋さんが勧誘してます。。

そういう事ね、みんなタンネリを商売にしてるのね。と理解し、さっきの怪しい男達にお金を払うよりまだマシと思い、革製品のお店屋さんに中を案内してもらい、奥までどんどん突き進み、階段を登り、テラスからようやくタンネリの様子を一望出来ました。

タンネリは革と染め物の結構強烈な匂いがするので、ミントをもらって。

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このお兄さん、お店の革製品を売る気はあまりなく、タンネリ案内を商売にしているみたいです。

絶対ここでは革製品は買いたくない、ぼったくられると思っちゃう。

でも店内はすごい量の色んな種類の革製品が置いてありました。

最初1人5dhで案内すると言ってましたが、結局この案内してくれたお兄さんには1人10dhずつ請求されて、もう早くここを立ち去りたいという気持ちで支払ってとっとと帰ってきました。

今日偶然出会った日本人の旅人ともこの話をすると、彼は30、40分もめて結局30dh払ったそうです。。

せっかくの世界遺産で歴史ある革染色職人場を見るのに、こんなに苦労して、イライラしなきゃいけないなんて。。

現地のツアーガイドを雇った方が良かったかも。

特に女子旅やひとり旅は本当に気をつけた方がいいです!

一気に疲れた。

タンネリの景色よりウザい勧誘の方が思い出に残ってしまいました。。

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