フェズからバスで4時間。
リフ山脈の奥にある街「シャウエン」。
バスターミナルに着いて、タクシーに乗って5分から10分。(タクシー代は20dhmでした。)
シャウエンの旧市街(メディナ)に着きます。
城壁に囲まれた旧市街に一歩足を踏み入れると、おとぎ話に迷い込んだみたいです。
壁、床、階段、扉、空。全てが青く眩しく、不思議な感覚に陥ります。
あまり大きな街ではないですが、方向音痴の私たち。全てが青く、細く入り組んだ道もたくさんあるので一度迷えばもう自分がどこにいるかわからなくなります。
「ここさっきも通ったよね?」
「ちょっと違わない?」など言いながらグルグルグルグル。迷宮都市シャウエンです。
美しく可愛い青く輝くインスタ映えする街で有名なので、観光客、ツアー客もたくさんいます。
そんな中、地元の人の生活を垣間見ながら散歩するのも楽しいです。
ここの家では羊を家で飼っていました。猫もいっぱいいます。
羊を散歩させるおじいさん。
至る所にある水汲み場。水汲み場の装飾も可愛い。
タイルで出来た玄関もとてもおしゃれです。
今ラマダン期間ですが、もちろんお土産屋さんもいっぱいあります!
タジン鍋や可愛い装飾の食器。
手縫いの毛織物もたくさんあってその中色々探すのも楽しい!!
モロッコ特産のアルガンオイルやアルガン石鹸もいっぱい売ってます。
カゴバックやバブーシュも色んな種類があります。
お土産にはなかなか出来ないけれど、色とりどりの染め粉もたくさん売っていました。
青い壁に無造作に飾っているだけで絵になります。
私たちは今日一日、朝10時からずーっとモロッコ式サウナ「ハマム」を探す散歩に出かけましたが、ラマダン中ということもあって閉まっている所もあったのか、ただ私たちが迷い込んだだけなのか、迷いに迷ってようやく見つけたのは夜21時。
山の麓にあるシャウエンの街。アップダウンが激しく、何度も階段を上り下りしてさすがに疲れましたが、ゆっくり散歩していても、可愛い街の雰囲気、新しい出会いもあって楽しめました。
5月中旬の気候は、日中は日差しが強いけれど、涼しい風が吹いてきて散歩するには最適。
夜はグンと冷え込むので防寒着は必需品です!