ドイツの音楽教室〜ピアノ指導(初級者)〜

ドイツの音楽教室で勤め始めて4年。私としては、もう4年、いや、まだたった4年だけれど、最初はなんたって言葉の壁にぶつかりました。レッスンを自分が受けていた時は、ある程度ドイツ語を理解していれば、先生の言っていることがわかったけれど、自分から発進しなければいけないとなると、本当に辛い。。全然言いたい言葉が出て来ず大変でした。次に大変なのが楽曲選び。ドイツで(ヨーロッパで)流行っている曲、ドイツの童謡、学校で習う曲など全然知らなかったので、本当に大変。今でも楽曲選びは悩まされます。。そして、日本の音楽教室と決定的に違うのがレッスン回数。休みが多いドイツなのか休みが少ない日本なのかはわからないけれど、日本で働いていた頃は年間40から45回のレッスンをしなければいけなかったけど、ドイツでは、年間35から38回くらい。8月は1か月丸々休みです!講師の立場として休みが多くて嬉しい反面、レッスンする機会が少なくなかなか進まない。。そして、日本人に比べてあまり練習しないで来る子が多い。。親も「レッスン」の事を「練習」と思っている人が多々。いかに効率よくレッスン内で進められるか毎回苦労です。みんな有名な曲が好きで、大人の初心者にも使えるのが、有名な曲を簡単にアレンジした曲集。クラシックの名曲からミュージカルのキャッツのメモリーなども入っているので、練習しない人も結構とっつきやすい楽譜です。このTastenträume社は、初心者向け(子どもから大人まで)、クラシックからポップやジャズなど様々な楽譜を出版していてよくレッスンで使用している一つ。まだまだ楽譜探しは続きそうです。

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