ドイツの音楽大学事情    音大の種類・一覧

ドイツには国立音楽大学と私立の音楽学校があり、その他にも音楽専門学校がありますが、音楽専門学校は留学生はほとんどいなく、私たち外国人は国立音楽大学、もしくは私立の音楽大学に留学する人がほとんどです。
日本の国立音楽大学といえば、東京藝術大学、京都府立藝術大学、愛知県立芸術大学が主に有名ですが、ドイツには国立音楽大学は主要都市にあります。

ドイツの国立音楽大学一覧

  • ベルリン国立芸術大学(UDK)
  • ベルリン・ハンスアイスラー音楽大学
  • ミュンヘン国立音楽演劇大学
  • ハンブルグ国立音楽演劇大学
  • フランクフルト国立音楽演劇大学
  • ハノーファー国立音楽演劇メディア大学
  • フライブルク国立音楽大学
  • シュトゥットガルト国立音楽演劇大学
  • ドレスデン ・カールマリアフォンウェーバー国立音楽大学
  • ライプツィヒ・フェリックスメンデルスゾーン国立音楽演劇大学
  • デュッセルドルフ・ロベルトシューマン国立音楽大学
  • ケルン国立音楽大学
  • エッセン国立音楽大学
  • ミュンスター国立音楽大学
  • デトモルト国立音楽大学
  • ワイマール・フランツリスト国立音楽大学
  • ザールブリュッケン国立音楽大学
  • トロッシンゲン国立音楽大学
  • ニュルブルク国立音楽大学
  • ヴュルツブルク国立音楽大学
  • リューベック国立音楽大学
  • ロストック国立音楽大学
  • ブレーメン国立音楽大学
  • カールスルーエ国立音楽大学
  • マンハイム国立音楽大学

と、ざっと数えただけで25箇所あります。

アーヘン音楽大学のようにケルン音楽大学の分校も含めばさらに多いです。

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大学の大きさ、キャパ、教授、学部の種類はそれぞれの大学で異なります。

古楽に長けた音大もあれば、現代音楽が優れた音大もあります。

一番大事なのは大学より教授探しです。自分にとって良い先生に出会えたら、どの大学でも充実した学生生活を送れると思います。
ただ、悲しいことに現在、ドイツでも芸術に対しての目が厳しくなっていて昔は学費もほぼほぼタダ同然でしたが、年々値上がりしています。

特に留学生はドイツ人学生より多く学費を支払わなければいけなくなりました。

とは言っても、日本の大学に比べるとまだまだ全然安いです。

1ゼメスター、10万円前後です!
国立音楽大学の入学は、在籍できる生徒数が少ないため、入学するのが難しいですが(運とタイミング、年齢なども大きく関係します)、私立の音楽大学に在籍しておいて、国立音楽大学を目指す人も結構います。

私立の音楽大学は、日本でいう武蔵野、国立、桐朋、東京音大のような私立の音楽大学とは違って、プライベートの音楽学校といった感じです。

留学生の受け入れもしてくれて、外国人向けの楽典授業があったり、国立音楽大学受験に向けての受験があったりもします。

もちろん定期的にレッスンも受けられて、国立音楽大学の教授がその学校の講師だったりもするので、良い先生に巡り会えば質の良いレッスンが受けられます!

私立の学校なので、授業料は高めですが、音楽の国ドイツで音楽留学をする事が出来ます。

私立の音楽学校

  • ハンブルグ音楽院
  • ヨハネスブラームス音楽院
  • Icomハンブルグ
  • ペーターコメリウス音楽院
  • ドクターホッホ音楽院

など

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