ドイツでピアノ講師をしていて困る一つの楽曲選曲。
特に、中学生、高校生くらいになると、クラシックよりポップスを演奏したいって言う生徒が増えます。
個人的にはクラシックを弾き続けて欲しいし、教えたいけど、それよりピアノを続けること、モチベーションをアップする事が大事なので、中・高生になると、弾きたい曲、興味のある曲をレッスンしています。
日本だったら、坂本龍一とか、久石譲、ジブリやディズニー、もしくはJポップを弾きたいって言うリクエストが多かったけど、ドイツでみんな口を揃えて弾きたいという曲は、韓国人の作曲家Yirumaの”River flows in you”
韓国映画に出て来そうなメロディーで、覚えやすい旋律。
速いフレーズも難しそうに聞こえるけど、繰り返しが多いのでわりと挑戦しやすい曲がです。
左手が4つのコード進行を繰り返すだけなので、左手がまだあまりうまく弾けない人、ヘ音記号の譜読みが苦手な人にもってこいの1曲。
映画のトワイライトで使われて世界的有名になり、最近ではフィギュアスケート選手のエフゲニア・メドベデワ選手がこの曲を使い、更に人気になりました。
ドイツのラジオでもよく耳にします。
私のおすすめの楽譜がこちら。
“River flows in you”を始め、色々綺麗な映画音楽やピアノ曲が24曲入っていて、オリジナルに近いバージョンと初心者向けの簡単バージョンの2冊が出版されていて、ティーンエイジャーから大人までその人のレベルに合わせて使えます!
楽譜もちょっと大きめに書かれているので譜読みもしやすくなっています。
レストランとかのBGMでも使えそうな静かで綺麗な旋律の曲が収集されています。