今やお寿司は全世界共通の料理。
でも日本でいう「寿司」と、海外でいう「SUSHI 」はちょっと違います。
日本のお寿司はもちろん握りが主流ですが、ドイツでは握りより巻物、しかも裏巻きが人気です!
今日はドイツ人が開催する催し物がホテル兼レストランにてあったので、そこで主人が出張寿司をやってきました。
海に囲まれた日本の真逆で、陸地で海のないドイツ。ドイツで食べられる魚の種類も本当に少ない。。
そしてとっても高い。。普段の食卓ではめったに魚料理なんて食べられません。。
そんなドイツでも誰でも知っている魚の代表と言えば、マグロとシャケ!!
ドイツでも鯛やスズキ、鯖などの魚も手に入りますが、誰もが好きなのはシャケとマグロです!
今日はこのマグロとシャケを使ったドイツ人ウケのいい裏巻き(Inside out roll)の作り方です。
まずはシャリ作り。
炊きたてのごはんに寿司酢(酢、砂糖、塩)を混ぜ合わせて、うちわで扇いでツヤを出し、なるべく平らにして早く冷ますようにします。
まず、ラップを巻いた巻き簀に半分に切った海苔をのせ、一握りのごはんを海苔の上に敷きます。
そしてごはんの上にゴマをまぶします。
今回は白ゴマと黒ゴマを混ぜ合わせたもの。
今回はドイツ人が大好きな組み合わせ。
1つ目の具は、マグロとアボカド。
2つ目の具は、シャケとマンゴーとクリームチーズです。
日本では、「えええええ。。。そんなのお寿司じゃない!!!」って思いますが、ドイツではみんな大好きなんです。
あとは巻き簀でギュッと巻けば、裏巻きの出来上がりです!
それを6等分に切れば裏巻きの完成です。
シャケもドイツ人は炙った方が好きです。
ドイツでのパーティーでは、お寿司はまだまだ珍しく、生魚を食べたことがない人、お箸を使った事がない人もたくさんいますが、炙り鮭やアボカド、マンゴーやクリームチーズは抵抗がないようで、初めてお寿司を口にする人や子供にも抵抗なく結構みんな大好きで喜んでもらえます。