ショパンが愛したピアノ、プレイエル(PLEYEL)

プレイエルと言えばショパン。

ショパンと言えばプレイエル。

というイメージがある、フランス製プレイエル社のピアノ。

シュトゥットガルトにある州立楽器博物館(Fruchtkasten)にこのプレイエルのピアノがあります。

このプレイエルのグランドピアノは、両面に鍵盤があって、一台で二台ピアノの演奏が出来るんです!!


この写真は反対側からみた写真。2台ピアノで言うと、セコンド側です。


こちらの写真がプリモ側。いわゆる通常のピアノの鍵盤です。

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鍵盤数は通常の88鍵より少なく83鍵。

以前このピアノでドビュッシーを弾いたとき時に鍵盤の数が足りなくて焦った記憶があります。

弦は、ピアノの中で両サイドからぴっちり交互に張られ、綺麗に並べられています。

譜面台の模様にも”PLEYEL”の文字が彫られていて、色合いも繊細で柔らかい雰囲気。

音色もフワッと柔らかく、でも音の粒は揃っていて、響きはものすごく華麗です。このピアノでがっつりffフォルティシモで弾くとキンキンと弦が共鳴してしまうくらい繊細なピアノです。

本当に可愛い色合いとデザインで、本物とは言いませんが、ミニチュアのピアノがあればアンティークとして部屋に飾りたいくらいです。

このシュトゥットガルトの州立楽器博物館(Fruchtkasten)では、入場無料で色んな楽器を見学することが出来ます。

このプレイエルのピアノでのコンサートも行っているので、珍しいピアノや色んな楽器を見ながらコンサートを聴きに行くのもオススメです!!


Musik der Haus

Fruchtkasten Stuttgart

https://www.landesmuseum-stuttgart.de/ausstellungen/schausammlungen/musikinstrumente/
営業時間:火曜日から日曜日10時から17時(月曜日 定休日 祝日は営業)

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