ドイツで音楽活動③(音楽教室について)

ドイツには、国が運営している音楽教室と、個人が経営しているプライベートの音楽教室の二種類があります。

日本には、国が運営している音楽教室がないので、国立の音楽教室と言われてもなんかピンと来ない。

日本の大手の音楽教室と言えば、ヤマハ音楽教室、カワイ音楽教室、島村楽器など、株式会社が運営している音楽教室がありますが、国立の音楽教室はありません。

ドイツには、それぞれの州、市に国立の音楽教室が存在します。

国立の音楽教室の良いところは、市や音楽教室のイベントがたくさんあり、演奏する機会がたくさんあります。

月謝は基本的に、プライベートの音楽教室より高めです。

逆にプライベート教室のメリットは、お月謝が安いところが多いのと、補講やレッスン時間の変更が割と融通が利くところです。

また、先生としての立場から見ると、国立の音楽教室で稼働した場合、健康保険や年金などの社会保障がついていて、産休や育休も取れます。

デメリットととしては、イベントや会議が多いので拘束時間な長かったり、休日も忙しいことが多々あります。

プライベート教室のメリットは、自由がきくこと、他の仕事との両立がしやすいことです。

デメリットはやはり、社会保障がないことです。

先日、国立の音楽教室でピアノと歌の合同発表会を行いました。

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年に2度発表会を行いますが、レッスンの時とは違う緊張感で演奏します。発表会の度に生徒たちの成長を見れることが嬉しいです。

生徒たちも、発表会をすることによってモチベーションも上がり、普段練習をあまりしない子もはりきって頑張って練習してくれます。

発表会後も、更に難しい曲を弾けるようになりたいという向上心が高まるので、やはり定期的に発表会を開くのは大事だなと思います。

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