ドイツの音楽大学事情③

ドイツの大学は、日本の大学以上に休みが多い。

今現在も春休み中。春休みは約1カ月。夏休みは2カ月。その他にも、イースター休暇、プフィングステン休暇、クリスマス休暇があります。

音大生の休みの使い方は様々。帰国してゆっくりする人もいれば、旅行に行く人もいます。

春休みや夏休み時期には、各地でコンクールや音大教授たちによるマスタークラスもいっぱい開催されています。

この長い休みを使って、他の先生のマスタークラスを受けに行ったり、ドイツ国外のコンクールを受けに行き研鑽を積む人もたくさんいます。

いつも習っている先生とは違う方向から演奏のアドバイスを聞けたり、色々な人の演奏や公開レッスンを間近で聴けるのでとても刺激になります。

マスタークラスの場所も、教授たちの半分バカンスを含むものだったりするので、お城であったり、スペインの島であったり、観光も楽しめるものもあったりします。
先日、ハイデルベルクで、”Das Lied”という2年に1度ある歌とピアノのためのリートデュオの国際コンクールが開催されました。

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審査員も、ベルリン・ハンスアイスラー音大の教授のトーマス・クヴァストホフやメゾソプラノのブリギッテ・ファスベンダーなど名だたる人ばかり。

そのコンクールで、私の友達が見事にベストピアニスト賞を獲得しました‼︎

彼女とは、3年程一緒に勉強した仲間。ピアノも上手で性格も良くて美人さん。同期が活躍しているのは本当に嬉しくて、それと同時に刺激を受けます‼︎

Das Liedのコンクールのホームページ

http://www.das-lied.com/
休みを利用して、マスタークラスに参加したりコンクールにチャレンジしてみるのもいいかも。

仕事をし始めると、なかなかそういうのに参加する気合いもなくなってしまうけど、卒業しても色々なことにチャレンジする友達。本当に尊敬します。

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